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Musician / Scribble Island Curator

Wednesday, 12 August 2009

Kind of "Ma"(space)...

楽しみにしていたデビット・バーン(トーキングヘッズ)のサウンドインスタレーション "PLAYING THE BUILDING" に行って来ました。


中央に設置されたオルガンから出てくる音は、オルガンそのものではなく、意外にも雅楽などで使われる管楽器の"笙"にとても近い音色で、どことなく日本の”間”のような、神秘的な空気をこの広い空間に生み出していました。


どういう仕組みになってるかは、あまり見当がつかなかったのですが、なにやら鍵盤から送られてくる振動が、電気を介した無数のチューブを伝って
ホールの柱に着いた装置を共鳴させているみたいです。


弾く鍵盤によっては柱をたたく ”カツーン” という金属的で打楽器のような響きも。ここのROUNDHOUSEというホールは、普段はライブハウスなのですが、今日はこの建物自体がひとつの楽器になっていました。こういった空間の特性を最大限、または大胆に活かしながらも、オーディエンスの体験が自然に主体となるエキシヴィジョンがとても好きです。デビット・バーンの変わらない音への探究心とセンス、そしてアートに対するアプローチにはいつも強く惹かれるものがあります。以前に彼が関わったニューヨークでの"自転車ラック"のプロジェクトもそうなのですが、今回もとてもシンプルで個性的でした。


今日はここで、一人一人がミュージシャンになって ”ライブ” を楽しんでいる様でした。
作品から感じられる説得力も見事です、、、